あたしだけの執事さまっ!~お嬢様は鬼畜な執事がお好き~

「ええ~!!?本当にぃっ!?」
クラクラ~。



ヤバい。




ヤバすぎるよっ!




これぇっ!




それからお城(あたしの舘の一つ)に入ってから、あたしクラクラしっぱなしっ!




やたらに広い、お屋敷っ!




なんなんじゃっ!





住むのはあたし一人に、お屋敷の使用人だけなのに。





この広さ……。





「絶対迷子になるよ……。」


ため息混じりに呟いたら。





「大丈夫です。私が24時間、お側におります。」


久坂さんが、胸に手を当ててお辞儀した。





「はひぃ~?24時間~?」


まっさかぁ~?