言ったと同時に自分の前を通り過ぎていく茶髪の人。
背、高いな・・・・
そんな事を思って見ていると、その人が急にこっちを振り向いた。
やばっ、見てるのバレた?
怒ってる?
ゆっくりと歩いてくるその人は、あたしの前で止まった。
「あ・・・」
「お前、今日誕生日?」
「・・・・はい?」
やはり身長が高い。180あるだろうか。
明るめの茶髪はくせっ毛なのか、それとも緩くパーマを掛けているのか、ふわふわと毛が遊んでいる。
「・・・聴いてる?」
その人があたしにぐっと顔を近づけた。
ここで、初めてこの人が何か喋っていたんだと気付く。
「あ、何ですか?」
その人は、小さくため息をつき、横を向きながら言う
「お前、さっき言ってただろ。ハッピーバースデー自分、って」
背、高いな・・・・
そんな事を思って見ていると、その人が急にこっちを振り向いた。
やばっ、見てるのバレた?
怒ってる?
ゆっくりと歩いてくるその人は、あたしの前で止まった。
「あ・・・」
「お前、今日誕生日?」
「・・・・はい?」
やはり身長が高い。180あるだろうか。
明るめの茶髪はくせっ毛なのか、それとも緩くパーマを掛けているのか、ふわふわと毛が遊んでいる。
「・・・聴いてる?」
その人があたしにぐっと顔を近づけた。
ここで、初めてこの人が何か喋っていたんだと気付く。
「あ、何ですか?」
その人は、小さくため息をつき、横を向きながら言う
「お前、さっき言ってただろ。ハッピーバースデー自分、って」

