「背負って・・・・?」

「あぁ。」



レオの家はこんなに大きいし、

お母さんだって凄く優しそうな人。

頼りになる兄弟もいるし、

何よりみんなから信頼され、憧れられていて。



だけど、きっとあたしみたいな人のような思いはしないだろうけど、

精一杯その人の気持ちを考えて

こうやって励ましてきたんだと思う。



「さ、寝るぞー」

いつもの調子に戻り、レオはもう一度横になる。

あたしも横になり、静かに眠りについた。