レオに拾われて(?)から、数週間たった。

レオは滅多にあたしを家に帰そうとしないし、あたしのことを知ろうともしない。



あたしはいつものようにソファに座り、ナギサとくだらないマンガについて語り合っていた。

ガチャリとドアが開く。



「レオー!」

綺麗な女の人だなぁ・・・じゃなくて。



その人は、あたしの事を見て数秒間固まった。

そして数秒間後、




現代ギリシア語でその人はあたしに色々な事をまくしたてた。