そんな私にも
友達がいたから
今がある.


最近は落ち着いてきて
ゲームセンターで
ストレスを発散できる
ようになった.


真奈と毎日
ゲームセンターに行くのは
すごく楽しかった.


そんなゲームセンターに
今後の私を変えるような
出逢いがあるなんて
思いもしなかった.


―――――――――.


ゲームセンターに
着くなり真奈と
夢中になって
遊び始めた.


「ねぇ沙希,このダンスの
ゲームやろうよ!!」

「でもやったことないから
設定とかわからないよ??」

「大丈夫だよ!!
私がわかるから!!」

「じゃあやろっか♪」


でもいざお金を入れて
ダンスのゲームをやろうと
しても設定がわからない.


真奈も困った様子だった.


そしたら背後から
男の人の声が聞こえた.