勇者
「仕方ない…ちょっと話をつけてくる。おい警官起きろ!!」
勇者
「いいか?勇者ってのは皆の希望なんだ。夢なんだ。だから何をしても悪くない」
警官
「勇者は悪者なのか?」
勇者
「一般人なら悪者に値するが俺は勇者だからならないんだ」
警官
「誰がそんなこと決めたんだ」
ゴブリン
「あ、旦那話つきましたか?って警官の人ボロボロじゃないですか!!」
勇者
「ん?あぁ、転んだんだよな?」
警官
「いや…あなたが…」
勇者
「転んだんだよな?」
警官
「はい…」
勇者
「勇者は偉大だからもう捕まえないんだな?」
警官
「はい…」
ゴブリン
「見事にねじ伏せたでやんすね。流石旦那でやんす。なんかいずれ魔王になってそうに思えてきたでやんす」
勇者
「バカ言うな。よし行くぞ」
