さっきのヘラヘラした男の顔が急に険しくなった。 「てめぇ、女のくせに!!なめてんじゃねぇぞ!」 思いっきり腕を握られた。 「いったっ…。離してっ!」 精一杯抵抗はするものの、男の力に敵うわけもなく… そして建物の間の薄暗い路地に連れていかれそうになった。 必死に踏ん張るあたし。 けどそろそろ限界…。 「やめ…て…。」 涙混じりの声しか今は出なかった。