愛しているから、さようなら!【BL】



「……平らだ」

僕の胸の辺りを見て言う。

「当たり前だよ」

文句があるなら服を着させて欲しい。


「くびれも無い」

「女の子じゃないんだから」

「うん、知ってる」

頷いて、ただ見ているだけなのかと思うと
突然、胸の辺りを掴まれた。
……いや、つままれた?


「何、してるの?」

「いや、揉めないよなと思って」

「それこそ当たり前だよね?」

何がしたい。