「まあ、こんなもんでいいか」

ちゃんともしてもらって、
ようやく解放された時の、彼の言葉。


ふと自分の体を見下ろすと、
努力賞が貰えるんじゃないかという位の痕


「……これ、
 誰かに見られたらドン引きだよ」

「見せなきゃいいじゃん」


その為に付けたんだし。そう彼が言う。


……理由は解った。

でも正直、やりすぎだろう。


「俺にもしていいよ?」

「……遠慮しとく」

そんな体力は残ってない。