━━━━━高鳥奏目線━━━━━
「今日はあっちに行くの?
それともこっち?★」
私はベーススペースを出て右と左を指差した。
「今日はそっちに行く!
紘佑、それでいいだろう?」
里美が前方を指差し、リーダーの紘佑に意見を求めた。
まぁどこでもいいけど、テリーみたいな化け物が出てくるほうがいいな〜★
あの森の熊さん事件は意外と楽しかったし…
テリーのお肉もおいしかったしね★
早く水城にも食べさせたいなぁ…
水城…
大丈夫なのかな?
水城は友達として…
ううん…それ以上に…
私にとって大切な人だから…
無事でいてほしい…
「奏?
大丈夫か?」
私の顔を見るのは慎君…
みんなに心配はかけられない…
私はいつでも笑顔じゃなきゃ★
みんなが辛い時も、私1人でも笑ってなきゃいけない!
みんなが笑顔でいられるために!
「大丈夫!
化け物食べ物出ておいで〜★」
私はいつものようにスキップしながら森を進んでいった。

