Sorcery Game




━━━━━木原俊目線━━━━━


僕は今飛んでいた。

相棒と別れて一夜が過ぎ、もうすぐ24時間がくる。

空は夕焼けに染まり、眼下には森が広がっている。

さっき紘佑から連絡があって、この先で合流することになっているんだ。


僕は森を見渡した。


特に何も…



!!!!!


僕は瞬時に防具服を銀色の鎧に変えた。

同時に左腰に剣が姿を現す。

僕はホバリングして、向かってくる鉄扇に刀を構えた。

この鎧は防御系。

全体の防御値を好きに操れるんだ。


ヒューン!!

鉄扇はまるで生きているかのように動きながら飛んでくる。

打ち返してやる!!

僕は剣を振り上げ、突っ込んできた鉄扇を斬り付けた。



ガキィィン!!


高い金属音が夕暮れの森に響き、鉄扇はふらふらと落ちていった。


「やった!!」

僕はガッツポーズをして、剣を鞘に納め……



ヒューン!!!

鉄扇は再び飛んできた。


しかも2つ!

「何で増えてんだよ!!!」

僕は僕の周囲を回る鉄扇を睨み付けた。

1つは前、1つは後ろ…


前のは剣でなんとかなるかな…


僕は柄を握り締め、しっかりと鉄扇を見た。