「!!!!!
ガ……ガキ?」
紘佑が少し前に出た。
「ガキじゃないよ!!
僕の名前はリュウ・ハドイル。
今日は君たちに話があってきたんだ。」
リュウと名乗る少年は俺たちに話し掛けてきた。
その表情には自信が満ちていて、小さい背の割に、強大に見える。
「ガキのくせに偉そうに話しやがって…
そんなに痛い目に…」
今にも暴れだしそうな水城を利輝が止めた。
「君たちはもう疑わないよね!?
僕は魔法使いだ。
まぁどうしても疑いたいなら何かしてあげようか?」
リュウは明らかに信じていない顔をしている由紀に話し掛けた。
「え!?
う…うち!?
じゃ…じゃぁ…
そのバーベルを手を使わずに持ち上げてみて…」
不意を突かれ戸惑いながらも由紀はさっきまで水城が筋トレに使っていたバーベルを指差した。
俺は重さは知らないが手を使わずにだって!?
さすがに無理だろ…
フワッ…
え!???
「浮いた……」
由紀が呟き、教室内がざわめく。
「じゃぁ……
ほんとうに魔法使いなの?」
葵が呟いた。
「そうだよ。
君たちにはあるゲームに参加してもらう。
詳細は追って連絡するよ。
じゃぁばいばい!」
リュウは頭の上で腕を回し、消えた。

