熊は白目を剥き、そのまま地面に倒れた。
「食料ゲットだね★
帰ろっか〜★」
奏が奇刀を鞘に納める。
その後俺達は、なんとか熊をベーススペースに運んだ。
すでに日は沈みかけ、みんなは戻ってきている。
ただ…
「はじめまして。」
誰だよこのおっさん…
「利輝?
誰だよ…」
サバイバル初日からアクシデントありすぎじゃね?
「私は上野将和といいます。
今日から一緒に…」
「俺は止めたんだぜ?
なのに麗華が、ラクダ先生を仲間にするって聞かなくて…
あ、もうすぐ俊と合流できそうなんだ!
でさ、ベーススペースを合流場所に移動させようと思ってんだけど…」
まぁだいたい理解した。
あの男はラクダ先生と呼ばれていて、麗華の我儘で仲間になった。
で、もうすぐ俊が合流場所に到着するから、ベーススペースごと移動しようとしている。
まぁざっとこんなとこだろ…
「利輝ぃ〜★
外に熊のテリーを獲ってきてるから、一番にはこんでよ★」
奏が利輝やみんなを見ながら言っている。
熊のテリーって名前を何でつけたのかは全くの謎だが。
「あ!
では、私が運んで調理しますよ。
こう見えても力と料理だけは得意なので…」
そう答えたのはラクダだった。

