ピチャッ…………
ピチャッ………………
なんだ?
俺は、闇の中から聞こえる微かな音で目が覚めた。
月の無い空はかなり暗く、微かに星が光っている。
どうやら、ここは地球ではないみたいだな…
ピチャッ………………
問題は……
ピチャッ……………………
あそこでウツボモドキに噛り付いている鳥?わどうするかだな…
高さは2mを越えている巨大な怪鳥は、ウツボモドキの首下を突いていた。
まず、ふつふつと沸いてきたのは怒り…
俺等の食料を食いやがって…
恐れ?
そんなものはない…
俺は、爆弾銃を手に取り、レバーを下ろした。
カチャッと小さな音が鳴り、怪鳥が振り返る。
バレたか…
俺は、照準を合わせ、引き金を引いた。
再び乾いた音が砂浜に響き渡り、怪鳥は空へと舞い上がった。
あの野郎!!
食い逃げか!!!
「ってめぇ!!!
逃げてんじゃねぇ!!!
戦いやがれ、卑怯者!!」
鳥に人の言葉が伝わるかとかはわかんねぇけど、俺は普段の喧嘩のように声を張り上げた。
しかし怪鳥は、空中を数回旋回し、真っすぐに突っ込んできた。
どうやら言葉はわかるらしいな…

