「ぐっ…
って、痛くねぇし…
むしろ脚が軽く…」
治療?が済み、ようやく慎は解放された。
どうやら足は治っているらしい。
それにしても…
体は治っても精神的に疲れる治療だな…
「みんな!
携帯を貸して!
サバイバルで必要になりそうな機能を付け足すから!」
まだ疲れが取れていないのか、床に座っている妹尾彩が呼び掛ける。
えっと…
彩の能力は、改造だったな…
俺は、レンズの大きい透き通った茶色のサングラスをかけている彩のもとに動いた。
力哉や龍二も、まだ動けない人の携帯を回収している。
サバイバルに役立つ機能か…
でも、失敗したらまずいよな…
唯一の連絡手段が無いとなると、一気に危険に近づいてしまう。
俺がそんなことを思っていると、彩はそれを感知したかのように、自分の携帯を取り出した。
「先に、作ってみたの。
説明だけしとくね。」
彩はそう言うと、一枚の紙とボールペンを取出した。
そして、急いで何かを書き、俺たちに見せてきたんだ。

