それから30分が過ぎた頃、第二陣のみんなも目を覚まし始めた。
俺の体も少しずつだが動かせるようになり、なんとか起き上がっている。
同じ第一陣だった水城や俊、由紀、彩、春、奏は俺と同じく起き上がり、一枚の紙に自分の能力を書き出している。
第二陣のみんなも口頭で能力を伝え、残留組に書いてもらっている。
ただ、原野里美だけは水城と同じくピンピンしていた。
おそらくこの二人の身体能力は俺達を遥かに凌駕しているのだろう。
俺は出来上がった紙を眺め、間違いが無いか確認した。
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吉良雅也
炎のネックレス
熱や炎を操ったり噴射できる。
代償として体が怠くなる。
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「よし!
みんな書けたか?
書けたら力哉に提出してくれ!
力哉!
この紙はみんなが見れるようにしていてくれ!」
まだ起き上がれない紘佑が声を張り上げ、指示を出す。
紘佑の脇には長いエメラルド色の剣が置いてあった。
俺はとりあえず紙を力哉に提出した。

