重たく固まってしまった首を動かすと、そこにはみんなが寝ていた。
その中でも由紀や彩が目を開いている。
おそらく二人とも動けないんだろう。
「第一陣は、下校途中で気を失った人達。
第二陣は、水城の起床後に気を失った人達。
やっぱり水城意外は起きても動けないか…」
まさか水城はこの状況で起き上がれたのか?
まあ身体能力が異常に高いからわからなくはないけど…
やっぱすげぇな。
「そうだ!
雅也の能力って何だったんだ?
うまく使えたのか?」
力哉が興奮した様子で俺の首にかけられたネックレスを見てくる。
うまく使えたのか?か…
「炎はまだ使えない…
でも、高熱を噴射するぐらいなら…」
「すげぇ!!!
格好いいじゃん雅也!!
なぁ!
やっぱ火とかって口から出すのか?」
すかさず進が聞いてくる。
こいつ…
人の話聞いてないな?
さっき炎はまだ使えないって言ったのに…
てか、口から炎は無いだろ…
うん…掌からでよかった。

