『何をしている!
早く次だ!
誘導して丸くしろ!』
やつの声が響き、俺はすぐにまた手を挙げた。
イメージだ…
火の粉を中心に熱を被せ、球体を作っていく。
なんだ…
思ったより簡単じゃねぇか…
『当たり前だ。
次はそれを消して、高熱を掌で球体にしろ。』
俺が優越感に浸っていたのに、やつはそれを簡単に壊しやがった。
まぁ戸惑い混じりの優越感だが…
俺が作り出した球体は、俺が消えろと念じると簡単に消火した。
どうやら、誘導と消火はかなり簡単らしい…
次は掌で丸めるんだよな?
熱を出すのは、炎よりは簡単。
俺は熱を掌で丸くしていった。
『ソレを投げて攻撃してもいいが、これから一つの技を教える。』
技?
もう技か?
ちょっと焦りすぎなんじゃぁ…
『急いでそんなことはない。
今の状態で狂島に行っても、5分と生きられない。
おまえが死にたいなら話は別だが…』
いやいや!!
死にたいわけないだろ!!
てか、狂島ってそんなにやばいのか?
『これから教えるのは熱拳という技だ。
熱を拳から腕に螺旋状に纏わせて攻撃する。
やってみろ。』
俺は掌から熱を出した。

