『時間は限られている。
まず先に要点だけ伝えるから、後で実践だ。
今、おまえが使えるのは大きく分けて二つの能力だ。
一つ目は誘導。
高熱や炎を自分の思うように動かせれる。
二つ目は噴射。
掌から高熱や炎を噴射できる。
能力を使うと、スタミナが消費され、体が怠くなる。
まずは、噴射をしてみろ。
体内から熱いものを腕に集めるようにイメージするんだ。』
いやいや…
いきなりそんなこと言われても…
大体、掌から高熱や炎出したら火傷確定だろ…
バカじゃねぇのか?
俺はそんなことを思いながら、右腕を突き出した。
不思議なことに、体のなかに炎の流れを感じる…
意味分かんねぇけど、やってみるか…
俺はイメージした。
腕に炎が集まり、掌から吹き出す様子を…
「うおぉぉりゃぁ!!」
俺の叫びは、すぐに驚きの悲鳴へと変わった。
半端じゃない熱気と共に、若干の火の粉が噴射されたんだ。
「なんじゃこりゃぁぁ!!」
俺はつい、腰を抜かして座り込んでしまった。

