そう思うと急に怒りが込み上げてきた。
今までは何があっても一緒だった。
このクラスの仲間も、多少の転校とかはあったけど、ずっと一緒…
でも、このサバイバルに参加するのはクラスの半数以下…
俺達が行った後も、力哉や進達は今までどおり生活していくんだ。
俺は残留組の顔を見た。
全員が、自分じゃなくてよかったと言っているようだった…
俺は、怒りの込み上げてくる心を落ち着かせ、再び紘佑に注目した。
「私達は帰ってこれるのでしょうか…
もしかしたら死ぬまで、いえ、二度と帰れないとは思いませんか?」
神宝さんが不安そうに問い掛け、全員の顔に絶望が浮かぶ。
「マウンドのドラゴンと呼ばれたこの龍二様が無力とは…」
龍二が必要以上に落ち込んでいるが、こいつは島には行かない。
「なんでそんなに狼狽えるんだ?
楽しみで仕方ねぇじゃないか!
あのくそガキは気に入らないがな…」
水城はそう言うと、鞄を手に取り扉を開いた。
「俺は帰らせてもらうぜ。
嘘か本当か、その時になればわかる。
まぁ時間の前にココに集合でもしようや!」
そう言うと、水城は帰ってしまった。

