愛されるキモチ。





「ん…」



カーテンの隙間からまぶしい太陽の光



また憂鬱な1日が始まる合図






「あれ…?」




見覚えのない部屋

…そっか木瀬くんにいるんだよね





ふと右の手だけ温かいのを感じた




「…風邪、引いちゃうよ木瀬くん…」




木瀬くんが握ってくれていたから温かかったんだね…




そ…と自分にかかっていた布団を木瀬くんにかけた






「…私は大丈夫だよ」



聞こえないはずなのにね…






ゆっくり木瀬くんを起こさないようにベットからおりようとした