「ねぇ…胡桃もそろそろ恋しよーよ｡可愛いのにもったいないよ｡」


麗奈は私の過去を知ってる｡
何度も何度も助けられた



でも…あの頃から決めたの



私は…





「可愛くないから｡それに恋なんて…しない｡」




そう心に誓ったから｡

愛なんていらない





「そっかぁ…ごめんね？こんなこと聞いて…」



申し訳なさそうに謝ってきた｡




麗奈が謝ることじゃないのに…
麗奈の優しさはいつも私を助けてくれる｡