「うーん、10分くらい前かな」



…えっ?!


10分も前に来てたの?!




「どうして起こさなかったの?」


すると月城くんは私の方を見て笑顔で言った


「あまりにも気持ちよさそうに寝てたから、
起こすの悪いかなって思って」



「…でも、いつ私が起きるかわからないのに…

それなのに待ってたの?」


「うん。何か天宮さんの寝顔ずっと見てても飽きなかったから」




やっぱり寝てたの見られてたんだ…


恥ずかしい…