「月城くん、いつ出るの?」 「まだ先かな。 それより何で中入んないの?」 「何だか、入りづらくて…」 「別に普通に入っていいのに。 じゃあ、一緒に行こ」 月城くんは競技場入り口に向かって歩き出した 私は月城くんのあとについて歩いた 競技場に入るともう他の競技が始まっていた 今は50mハードルをしていて 私と月城くんは並んでベンチに座って見ていた 私の学校も出ているみたいで 見たことある人が何人かいた みんなすごく真剣な表情で 懸命に走ってる 「みんなすごく頑張ってるんだなぁ」