「あの人のだ…」


あれからずっと会わなくて返せてなかった


「どうしよう…」





今、学校行ってもいないだろうし…


でも無かったら困るよね?


先生に渡しておけばいいかな?




そう思って私は制服を着て生徒手帳を持って家を出た