しばらく何も話さないまま 私たちは景色を眺めていた 横目で月城くんを見ると 真っ直ぐ景色を見つめていた 私はその横顔に見とれていた 本当にきれいな顔してるなぁ そんな事を思っていると月城くんが不意に私の方を見た 「何?」 「ううん!何でもない」 それからまたしばらく沈黙