月城くんについて行くと長い石段の前に着いた このどこまででも続いている様な石段に呆気にとられた 「行ける?」 石段を見上げている私に問いかけた 「う、うん…」 「全然大丈夫って顔じゃないね」 そう言うと私を抱き上げた