そっと目を開けて見ると誰かが茶髪男のお腹に蹴りを入れていた 私は力が抜けてその場にうずくまった すると足音が私の方に近づいてきて 私の肩にそっと手を置いた 一瞬私の体がビクッとする 「もう大丈夫」 そう言うと優しく私をぎゅっと抱きしめた 顔を伏せていたからちゃんと顔は見てないけどあの声は… 月城くんだった