私と彼の365日


茶髪男は私の両手首を掴んで壁に押し付けた



この状況をなんとかしないと…



叫んで助けを呼びたいけど
恐怖で声が出ない…






自然と涙目になってきて体も震えてきた


この震えは寒さからじゃなく恐怖から




「震えてんの?かわいいな~」


茶髪男はそう言って少しずつ私の方へ顔を寄せてきた