茶髪男は私の両手首を掴んで壁に押し付けた この状況をなんとかしないと… 叫んで助けを呼びたいけど 恐怖で声が出ない… 自然と涙目になってきて体も震えてきた この震えは寒さからじゃなく恐怖から 「震えてんの?かわいいな~」 茶髪男はそう言って少しずつ私の方へ顔を寄せてきた