月城くんが連れて行ってくれたのは神社の中にあるもう1つの小さい神社だった 私を石段のところに座らせると隣に座って何も言わず私の背中をさすってくれた そうしているうちに気持ちがだんだん落ち着いてきた 「落ち着いた?」 月城くんが優しい口調で聞いた 「…うん。もう大丈夫」 「本当? さっきの天宮さんらしくなかった…」 「ごめんなさい…」 「どうしたの?」 月城くんは私の方に体を向けて心配そうに私を真っ直ぐ見つめた