私と彼の365日


「遅れてゴメンね…待った?」


「ううん。大丈夫
それより…


天宮さん足大丈夫?」



「えっ?」


見ると下駄の鼻緒のとこで擦れたのか足の皮がめくれていた


「本当だ!!
あたし絆創膏もらってくる!!」



私のケガに気付くと紗弥はどこかへ絆創膏をもらいに行った


その間私と月城くんは石段のところに座って待っていた




「そんな急いで来なくてもよかったのに」


「でも、なんか待たせてるの悪いし…」


「そんなの気にしなくていいよ。
待つの嫌いじゃないし」