「遅れてゴメンね…待った?」 「ううん。大丈夫 それより… 天宮さん足大丈夫?」 「えっ?」 見ると下駄の鼻緒のとこで擦れたのか足の皮がめくれていた 「本当だ!! あたし絆創膏もらってくる!!」 私のケガに気付くと紗弥はどこかへ絆創膏をもらいに行った その間私と月城くんは石段のところに座って待っていた 「そんな急いで来なくてもよかったのに」 「でも、なんか待たせてるの悪いし…」 「そんなの気にしなくていいよ。 待つの嫌いじゃないし」