「ねえ、紗弥も一緒に夏祭り行かない?」 私がそう言うと紗弥は大きい目をさらに大きく開いて 「やだよ~!! 絶対月城くん気遣うじゃん!!」 「でも、長い時間一緒にいたことないし… 私から月城くんに言っておくから!! お願い!!」 私がお願いのポーズをして紗弥をじっと見つめた 「仕方ないな~ じゃあ、月城くんがいいって言ったら一緒に行ってあげるよ」 「ありがとう!!紗弥!!」