校門に行くと紗弥はなぜかめっちゃテンションが高かった 「夏実、夏実!! この前言ったあたしの好きな人が 今ここ通ったの!!!」 「…?どういう事?」 「あの人うちの高校だったの!!」 「え~!!? でも、前会った時は知らない制服着てたって…」 「よく分かんないけど とにかくうちの高校の人だって事は確かだよ!! もう夢みたい!!」 紗弥は興奮しすぎて顔が真っ赤になっていた