私と彼の365日


校門に行くと紗弥はなぜかめっちゃテンションが高かった


「夏実、夏実!!

この前言ったあたしの好きな人が
今ここ通ったの!!!」





「…?どういう事?」



「あの人うちの高校だったの!!」




「え~!!?

でも、前会った時は知らない制服着てたって…」




「よく分かんないけど
とにかくうちの高校の人だって事は確かだよ!!


もう夢みたい!!」



紗弥は興奮しすぎて顔が真っ赤になっていた