小悪魔れんあい





ワーワー、とたくさんの応援の声が行き交っている。

たくさんの人の中を掻き分けて、前へと進む。
そして、まん前まできて入場してくる叫心の姿を見つける。



「頑張れー!!」


って。

いつも学校で応援するような声で、あたしは声を絞り出す。






すると、君は笑うんだ。




ずっこけながら。

頬を赤く染めながら。

少し怒りながら。



でも、笑いながら。






君だって、十分小悪魔みたいな男の子だよ?




そんなあたしとあなたの


"小悪魔れんあい"




…END。