続☆2つにわれたチョコレート



「っつうかな」


撫でる手が止まって、指で優しく顎を持ち上げる。


自然に上をむいた。


大地の透き通った瞳と、視線が重なる。


「…俺が緋苺と離れられねぇから」


きゅっ。


ぎゅ、より優しい腕。


「緋苺は、俺の宝物だから…無いとこまる」


耳元でそんなことを囁かれたら。


心臓が一気にきゅっ、と縮む。


体の力が一気に抜ける。


大地は、あたしの溶かしかたを知ってるんだ。