続☆2つにわれたチョコレート



はぁ、と小さなため息をついたとき。


唇に、冷たいものが触れた。


「!?」


びっくりして前を見ると、イタズラ顔の大地。


甘い香りがした。


「しょんぼりしてんの」


そう言って、笑いながら隣に座る大地に、あたしは静かに抱きついた。


「…緋苺?」


「ひとりになっちゃうかと思った。

大地がいなくなって、一緒に演奏できなくなって

爽哉と2人で吹くことになるかと思った」