「座るか」 ベンチに誘導してくれる大地。 少し眠くなってきて、よっかかろうとする。 ふわっと温かい、大地に触れる。 はずだった。 「ぎゃっ」 そのまま、頭を強打。 目もさめた。 頭をさすりながら、辺りを見る。 「大地…?」 どこに行ったんだろう。 いきなりいなくなるなんて。 必死で唇をかむ。 うっすら血がにじんだ。