「信じられない。だってまだ、季節は1つしか変わってない。そんな短い間に私を好きになるなんて、難易度が高すぎるのに!」
私は自分でも笑っていることがわかった。そのぐらい私は嬉しくてたまらなかった。
「う〜ん、俺には容易かったけどね。玲美こそ、よくこの短い間に俺を好きになれたね。」
「だって陽は魅力的だから!」
私は思いっきり陽に抱き着いた。恋と時間は無関係だ。恋は、一瞬なのだ。それまでにどれだけの時間を要するかは、神様がなんとなく決める。
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