別にいいじゃん、少しでもわかるもんはわかるんだから。 あたしがそう思っていると… 「真城ちゃん…ヤッパリあたし達のこと怖い?」 水埜さんが落ち込んだ様子で言ってきた。 「何で怖いの?」 「「「「「えっ!?」」」」」 あたしが言うと、風雅以外の全員が声を揃えた。 「別に、怖がることなんてないと思うんだけど。」 誰がなにをしようと興味はないし、 暴走族だろうがなんだろうがあたしにとっては関係ないことだ。 「真城ちゃんって変わってるわね。」 水埜さんの言葉に全員が頷いた。