返す言葉がないあたしはじっと黙りこむしかない。
「ほら、ついたぞ。」
氷真に言われてついた教室は階段を上がって2階の一番奥の教室。
相変わらずゴミが転がってて汚いけど物がぶち壊されてるとかはないみたい。
二人と一緒に教室に入ると、カラフルな不良君達が二人に声をかける。
女子からはきしょくわるいラブラブ光線を向けられている。
ヤッパリこの二人を狙ってるやつは多かったか…
「ちょっと何あの女!!何で氷真君と紫音君と一緒に登校してるわけ!!」
「地味女のくせに調子のんなっつうの!!」
この二人と登校したのが気に食わなかった
のかパンダ女達はあたしに鋭い視線を向けてくる。

