「仲間になれなくてゴメン。」 仲間になれなかったことを謝りたかった、でもそれ以上に… 「仲間って言ってくれて有難う。」 お礼が言いたかった。 これだけが言いたかった。 少し前のあたしなら考えられなかったことだ。 「それだけ。」 あましは下を向く。 「……けんな。」 「え?」 「勝手に決めてんじゃねぇ。」 その言葉と共にあたしは風雅の腕の中にいた。 あまりに突然のことにあたしはついていけなかった。 風雅は強く、それでも左肩に力を入れないようにしてあたしを抱き締めた。