「だからあの時聞いたんだ。仲間ってなに?って。」 「みんな言ってたよね、助けあえる、楽しい、信じれる、隠し事がない。」 風雅は頷く。 「あたしは、そのどれも出来ないんだ。」 「あたし、皆を助けるような力なんて持ってない。」 「楽しいって気持ちも忘れちゃった、信じることだって出来ない。」 「皆に隠し事だっていっぱいしてる。」 この左肩のことだって… あたしはそっと左肩を触る。 「だから皆が仲間だっていってくれてもあたしは仲間にはなれない。」 あたしは再び風雅を見た。