風神I





「自分の思いだけを相手にぶつけるだけが恋じゃないでしょ」




言いたいことを全て言い切ったあたしは女から離れた。




「もういいよ。行こう。」




「「え!?もう終わり?」」




大と力が驚いた声で言う。




「あいつらに罰やんなくていいのか?」




「そんなことする必要ないし。」




馨の提案にあたしは顔を横に振る。




「風雅。」




空良は風雅に顔を向けて何かアイコンタクトをしているらしい。




それを受け取った風雅は前に出て女達に伝えた。




「いいかよく聞け、こいつに手を出したら風神が全力でそいつを潰す。お前らの仲間にも伝えておけ。」