「どうした真城!?」 二人が慌てて寄ってくる。 「大丈夫…」 あたしはよろめきながら立ち上がる。 「そんなに痛かったか?」 氷真がすまなそうな顔をする。 「氷真のせいじゃないから。」 あたしはそう言ってまた歩き出す。 「真城。」 紫音があたしを呼び止める。 「何?」 あたしは振り向いて紫音を見た。 しおんは確信を持った目であたしを見る。 「最近、何かあっただろ。」 あたしの心臓が激しく音を立てる。 「どうしたの、いきなり?」 あたしは何もないふりして嘘をつく。