「あ、あぁ。久しぶり水埜。」 空良が慌てて返事をする。 「うん!!久しぶり!!」 あたしの気のせいかもしれないがほのかに水埜さんの頬っぺたが赤い気がする。 まさか…。 「じゃ、あたしは帰るね!!」 「え、もう帰るの?」 水埜さんの言葉に一番に反応したのは空良だった。 「だってあたし、真城ちゃんを送りに来ただけだし、今から倉庫行かないといけないから。」 水埜さんはドアの方へ向かった。