「頼むから、隠し事はしないでくれよ。」 紫音は心配したままで言う。 「俺達、仲間だろ。」 紫音の続けざまに出てきた言葉にあたしは固まってしまった。 仲間… 「……………違うよ。」 小さく呟いたあたしの声は五月蝿い教室の声にかき消され紫音まで届くことはなかった。 その後、遅刻したと言ってギリギリで氷真が入ってきた。 何時も通りに大五郎の短いホームルームが始まる。 その間あたしは外のテニスコートを見めいた。