「嘘でしょ。」 「嘘ついてどうすんだよ。」 確かに。 「別に院長の息子って言っても、俺の親は好きなことしていいて言うし、大したことでもないけどな」 旭が肩をすくめながら言う。 「ふーん」 あたしは再び窓を見た。 そんなこんなでしばらく喋っているうちに、あたし達は学校についた。 「真城、また後でねー」 「階段から落ちんじゃねぇぞ。」 玄関前でみんなと別れた。 今日は落とされないように注意しないと。 あたしは自分に言い聞かせながら下駄箱をあけた。