「あぁ、保健の先生がいなかったから、俺が巻いた。」 意外にも手を挙げたのは、旭だった。 「旭が?」 あまりにも意外だったため聞き返してしまった。 「俺ん家、病院やってっから」 「笹塚総合病院って聞いたことない?」 力があたしに言った。 「あるかも。」 日本でもトップクラスの大病院じゃん。 「旭はそこの院長の息子だよ。」 力は笑顔でさらっと爆弾発言をした。