ヒョイッ 「え?」 ベットから出ようとしたあたしを止めた風雅、 今のあたしの状態は風雅に横抱き、つまりお姫様抱っこをされている。 「下ろして。」 「体痛てぇんだろ、大人しくしてろ。」 風雅はあたしを抱いたまま保健室をでた。 もちろん、車に行くまでの視線がスゴくってあたしはずっと下を向いたままだった。 とくに女達からの悲鳴のような叫びもいつもより大きくて黒蛇よりもさきに女達に殺されると本気で思った。 明日が恐ろしいとこれほど思ったのは初めてかもしれない。