「どうして?」 あたしは不思議に思い風雅を見た。 「別に、何となくだ。」 風雅は腕組みをしてあたしから目を逸らした。 もしかして、助けてもらったお礼に渡したヨーグルトを覚えてくれてたのかな。 「ありがと。」 あたしは何も言わず受けとることにした。 「ところどころ打ってるみたいだけど、大した怪我ではないらしい。」 あたしがヨーグルトを食べているとき、風雅が言った。 「そっか。わかった。」 あたしはそれだけ言うとまたヨーグルトを食べはじめた。